密度・粘性と水深・圧力
賛否より、条件を読む。
物理法則への否定派を設けるのではなく、「どこまで説明できるか」を比較します。以下は公開概要を確認した候補で、論文全文の精査は未完了です。
| 研究・条件 | 支持する説明 | 一般化できない点 |
|---|---|---|
| Griftほか(2019) 加速する板に働く力 | 加速中には抵抗が増える。 | 一定の付加質量係数だけでは持続する加速を説明しきれない。 |
| Kudoほか(2013) 加速する手のモデル | 非定常な動きで手に働く力が増える。 | 滑らかさだけを推進の良し悪しにしない。全身の効率は別に評価する。 |
| van Houwelingenほか(2016公開版) 指の開き・計算と風洞 | 指の開き方で抵抗係数が変わる。 | モデル条件の結果であり、実際の泳者への最適角度の処方ではない。 |
| Vennellほか(2006) マネキンの造波抵抗 | 水面から離れると造波抵抗が小さくなる。 | 速度・形・深度の定義をそろえる。全抵抗が消えるという結論ではない。 |
| Novaisほか(2012) 流線形姿勢の定常CFD | 調べた条件では深度0.75m以降の抵抗変化が小さい。 | より深ければ無限に有利、を支持しない。全員の最適深度ではない。 |
密度・粘性の定義、静水圧と浮力は基礎解説として別枠に置きます。「滑らか=常に良い」「深い=常に速い」という見せ方は採用しません。
密度・粘性、静水圧・浮力の基本原理と、泳者や板の研究結果は区別して説明しています。
浮力の基本原理(OpenStax)↗