VISCOSITY
粘性
動きが 隣の水へ伝わる
水を挟んだ上の板を右へ動かす
粘性は隣り合う水の速度差に応じて力を伝える性質
上の板を一定の速さで動かし下の板を固定した定常流の模式図 矢印は各高さでの相対的な速さを表します
QUESTION 01
矢印が上ほど長いのは、なぜ?
上の板は動き、下の板は止まっているからです。水の粘性は、隣り合う層の速度差に応じて力を伝えます。
図は十分に広い平行な板の間で、流れが落ち着いた単純せん断流を考えています。上の板に近い水ほど速く動く、という関係を矢印の長さで示しています。
QUESTION 02
密度と粘性は、同じ「重さ」?
別の性質です。密度は体積あたりの質量、粘性は速度差に応じた力の伝わり方に関わります。
重い液体ほど必ずねばりが強い、とは言えません。量だけを比べず、どちらの性質について話しているかを分けると、水の説明が読みやすくなります。
QUESTION 03
泳ぐ手の周りにも、そのまま当てはまる?
粘性は関わりますが、この直線的な速度分布をそのまま移せません。
手や板の周囲では、縁を回り込む流れ、加速、剥離、三次元の動きがあります。単純な図で基本をつかみ、次に板の縁の記事で形の影響を見てみましょう。
基本原理と、図の条件
このページは基礎物理の解説です。図は条件を絞った模式図で、実験写真や泳者の測定値ではありません。


